職群班
植木班
植木班は、ー般家庭などの植木や生垣の剪定、手入れなどの作業を行っています。
メンバー17名が、作業の内容により2名から(多い時は14名になることも)チームを組み、有資格者・現役時代の経験者・興味があり就業した方など様々な経歴のメンバーが協力して取り組んでいるとのことです。
昨年の依頼件数は560件余りで、10年以上ご依頼頂いている方も多く、リピーターが約9割を占めるということです。新規は1割ほどでロコミのご依頼がほとんどのようです。
植木班の作業には、脚立を使うなどの高所作業がありますし、切りとった枝葉の運搬・廃棄もあるので、作業の安全には常に気を配っているとのことです。
剪定作業は、その日の出来栄えが大切で、また翌年の生育に悪影響がでることもあり、熟練を要する作業です。お客様の厚い信頼を得て多くのリピーターを獲得し、繁盛している植木班です。
事援助事業班
高齢者、共働きの家庭など、家の中の事が出来ないご家庭が増えています。誰かのちょっとした手助けがあれば快適に暮らせるのに・・・
そんな時こそお手伝いするのが私たちの家事援助サービスです。仕事内容は掃除(部屋、浴室、トイレ、台所など)、食事作り、病院の付き添い、買物、見守りと様々です。
現在、サービス利用者100名近くの方と、お手伝いする就業会員50名程で家事援助事業班が成り立っています。
お手伝い頂ける会員の方は家事援助事業班までお声掛けください。
除草班
除草班は、シルバーセンターの歴史のある職群班の1つです。
仕事の内容は市内の一般住宅で庭を中心に敷地の隅勾まで手作業で除草し、きれいに整えることです。昨年度は12名の会員で、年間延べ500件を越える依頼に応えました。依頼主とのコミュニケーションがとり易いこともありますが、この仕事程、就業先で喜ばれ感謝される仕事もめずらしいのではないでしょうか。
この除草班で「やりがい」を持って16年余りを在籍し活躍している田中さん(82歳)。この仕事の為に、自前の軽トラ(ダンプ)を購入した程です。80歳を期に愛車を降りた今も、相方の運転する車に同乗したり、自転車を使って依頼先へ赴いています。仕事を通して「人とのつながり」を大切にして頑張る除草班です。
すぐやる作業班
すぐやる作業班は、およそ11年ほど前に森田前事務局長の発案で発足した特徴的な職群班です。当初はー般家庭のチョットした困り事の中で何かの簡単な修理、例えば換気扇の掃除、物置の片付け、解体など経験と人手の要る様な事を代行するといった趣旨でした。初めは周知や広告不足なのか中々注文が来ず、開店休業の状態でした。そこで当時は、需要に追い付かない植木班の仕事と除草班の仕事を同時に作業する様な特別な案件に応える様になりました。
現在では庭木の手入れ、除草、庭の砂利敷きといった仕事が全体の9割を占めており、5名体制で2班に分かれ、日々業務を遂行しています。